今日のネタは、自動車評論家 国沢光宏氏に対する応援メッセージ。
私はクルマが大好きで、自動車評論家の出版物やウェブサイトなどをかなり読ませてもらっています。しかし自動車評論家という職業は、メーカーから広報車を借りて執筆する都合上、記事に忖度が働きがちになるのが難点。特にコロナ不況で仕事が減ったこの4年間は、ヨイショ記事が多くて辟易していました。徳大寺有恒氏(9年前の今日、急逝)がご存命ならさぞ嘆いていることでしょう。
そんななか孤軍奮闘しているのが国沢光宏氏。徳大寺有恒氏から薫陶を受けた方で、表現力や論理性に少し難があるものの、自身が受けた印象を正直に(忖度弱めに)書くスタイルは好感が持てます。そしてその活動スタイルを支えているのが同氏の「サポーター制度」。応援者から寄付を募り、それを活動費の一部に充てていて、これが金銭面と精神面の支えになっているようです。私もサポーターの一人で(既報)、来年もサポートさせていただくことにしました。クルマを取り巻く環境は変化し続けています。来年も消費者に役立つ情報を発信し続けてくれることを願っています。