今日のネタは、校正・校閲の大切さについて。
宅建試験過去問解説集を執筆していますが(既報)、完成までに必要な工程が校正・校閲。誤字や脱字、誤った認識等を発見し修正する作業ですが、自分自身では先入観が邪魔して見つけにくいので、他人かつ専門家が行うのが基本です。私の場合は子供(国文学科卒)に依頼していますが、その作業は地味でかつ膨大です。それでも読者に誤情報や偏向情報を届ける事は避けなければなりませんし、特に印刷物の場合は一度発行した情報に対する訂正周知は容易ではないので、校正・校閲は欠かせない作業なのです。そこまで苦労して出版したとしても、誰からも評価されないかもしれません。それでも誰かのお役に立てると信じて、内容を精査し衆知を集めて取り組むのが執筆というお仕事。引き続き誠実に取り組ませてもらいます。