東京キャンピングカーショー2024(7/20-21、東京ビッグサイト)を見物してきました。
キャンピングカーの魅力は、宿を手配する必要がなく、小さな子供や犬がいても気軽に宿泊旅行に行かれること。しかしあらゆるニーズを満たす事はできず、車両タイプが細かく分かれています。主なものは、
- 軽キャンパー:軽自動車を改造したキャンピングカー。就寝人数1〜2名で、機動性・経済性に優れるが、宿泊には狭すぎるので近年は人気が下降気味。販売価格は200万〜300万円。
- バンコン:バン(トヨタ ハイエース等)を改造したキャンピングカー。普段使いできるのが特長。就寝人数2〜4名で、ギャレー(小さな流し台)を装備し、なかにはマルチルーム(トイレ室)を装備する車種も。販売価格は400万〜600万円で、現在の売れ筋はこれ。
- キャブコン:キャブ(小型トラック等)を改造したキャンピングカー。就寝人数4名+α。室内はくつろぐのに必要な広さで、ギャレー、シャワー&トイレ室を装備し、長期宿泊も可能。販売価格は700万〜1,000万円。能登半島地震の災害支援で多数のキャブコンが貸与されている影響なのか、今回のショーでは展示台数が少ない印象だった。
- バスコン:バスを改造したキャンピングカー。乗り心地が良く、設備フル装備。販売価格は1,000万円超え。ベース車両はトヨタ コースターが主流だが、日野自動車の燃費不正が発覚し販売・出荷停止が続いた影響で、バスコンは現在はほとん販売されていない。
- トラキャン:トラック(トヨタ ハイラックス等)の荷台に独立したキャビンを乗せたキャンピングカー。キャビンは取り外し可能。コスパも良く、近年注目され始めている。販売価格300万〜400万円。
- キャラバン:エンジンを持たず、牽引車に牽引されるキャンピングトレーラー 。移動できる部屋状態で設備フル装備。災害時の避難住居としても使える。販売価格は200万〜1,000万円。欧米ではこれが主流だが、日本は道路が狭く駐車場所も限定されるので販売台数は少ない。
ということで時間が過ぎるのも忘れて楽しませてもらいました。宝くじに高額当選したら私も買えるかも。(見物日7/21)