ぶらり関東編(1059)は、江見駅。千葉県鴨川市西江見にある、JR内房線の駅です。
駅は1922年(大正11年)開業。江見漁港がある集落に造られました。近年は過疎化が進み2019年に無人駅化しましたが、その1年後に駅舎が郵便局と一体化。郵便局職員が駅窓口業務を兼務することになり、再び有人駅(平日昼間のみ)になりました。これは日本初の試みだそうです。
駅前にはバブル景気時代に建てられた巨大リゾートマンション「東急リゾート南房総江見」があり、その他には何もない駅前は実にシュールです。駅前通りで唯一営業している全日食チェーン店「三原屋」がクルマを持たない住民の生命線のようです。海岸近くには「道の駅 鴨川オーシャンパーク」がありますが、施設を囲む人工池のポンプが故障中で水(海水かも)が干上がっていて寂しげな雰囲気でした。
ハザード事情ですが、江見地区は太平洋に面しており、津波発生時には海岸から駅前まで津波が到達することが指摘されています。(出典:国土交通省 重ねるハザードマップ)(訪問日9/28)