ぶらり関東編(1068)は、稲田駅。茨城県笠間市稲田にある、JR水戸線の駅です。
同駅は1897年(明治30年)、地元で採掘される稲田石(岩石名:花崗岩、石材名:御影石)を輸送するための貨物駅として開業。東京駅や国会議事堂などに使用された稲田石はこの駅から運ばれたのでしょう。
現在の駅前は実に長閑な雰囲気。駅舎と駅前は近年整備されたようですが、駅前で営業する店舗はほとんどなく、過疎化を顕著に物語っている状態です。
そんな同駅を訪れたのは、駅北側にある「磯蔵酒造」。笠間市内に3軒残る酒蔵の一つです。しかしここで痛恨のミス。当日は販売部門「日本酒文化長屋 磯蔵」が定休日で(製造工場は稼働してました。)、日本酒購入も工場見学もできませんでした。機会があれば再訪問したいと思います。(訪問日10/23)