国民生活センターは、「デジタル遺品」に関する相談が増えているとして、啓発情報を繰り返し公表しています。
デジタル遺品とは、故人がネット上に保有していた金融資産データやサブスク契約のこと。(法律上の定義がない俗称です。)
遺族がその存在を把握できず債権や負債がそのまま放置され、例えばサブスク事業者からの請求書等で発覚してトラブルになりやすいのです。しかもID、パスワードが不明だと、事業者側も簡単には対応してくれません。
対策は生前整理。つまり、契約者本人がID、パスワードを、将来の相続人にわかるようにしておくことです。お気をつけて。