ぶらり関西編(685)は、智積院会館。京都府京都市東山区にある智積院の宿坊です。
智積院は真言宗智山派の総本山。当家の菩提寺も同宗派なので、智積院内に宿坊がある事は知っていましたが、今回の関西旅行でようやく宿泊する機会を得ました。宿泊料は6,670円(朝食付、灯明料¥1,000円含む)。夕食は必要なら注文可能で、私は精進料理(写真2、¥1,620円)を頼みました。胡麻豆腐など普茶料理の影響を受けた献立は実に美味。これを食するためだけでも宿泊の価値あります。
翌朝は、山内の僧侶と修行僧による朝の勤行や護摩供法要に参加。朝5:45に宿坊ロビーに集合。6時から金堂での朝のお勤めに続き、朝7時から明王殿での護摩供法要。そして7時20分頃から、僧侶による名勝庭園と国宝障壁画(長谷川等伯作)、講堂襖絵の拝観を案内という流れ。案内途中に、庭園を眺めながらお茶の接待もありました。ちなみに、智積院所蔵の国宝「桜図」屏風は、福山雅治さんが宣伝するビールのポスターの背景にも使われており、一時は福山ファンが大勢、拝観に訪れたそうですよ。
宿坊に泊まり朝のお勤め参加。これで私も悟りが開けたかも!?(訪問日3/17-18)