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毎年恒例 まもなく都立霊園の募集開始

今日のネタは、東京のお墓事情についてあれこれ。

都立青山霊園(出典 Apple Maps)

人口が集中する東京では、不動産は驚くほど高額ですが、それはお墓も同じ。しかも絶対数が不足しています。実は(私を含めて)少なくない都民が、お墓は地方の実家や本家に残したままというのが実態。盆暮れに帰省しているうちは良いのですが、実家が世代交代して疎遠になったり、本家が全員鬼籍に入って墓守がいなくなる等の状況変化をきっかけに、いよいよ墓を東京へ移そうとした段階でこの問題に直面します。

そんな中で人気なのが都立霊園。都は毎年この時期、新規利用者を募集をしており、今年もまもなく始まります。しかしこれには毎回応募が殺到。例えば昨年の応募倍率は2.2〜28.0倍。特に、有名な青山霊園は競争が熾烈で、募集枠50区画に対して応募倍率は14.6倍。当選した方は使用料430万円〜930万円を払い、めでたく青山にお墓を入手できます。

しかし、私にはそんなくじ運も財力もないので、都内の寺社が募集する「マンション型墓地・納骨堂」に注目しています。専用カード等をかざすとお墓が個室に自動搬送されてくるシステム。壁の向こう側は物流センターの自動倉庫と同じ仕組みなので少し興醒めしますが、東京は土地代が高いので仕方ありません。(参考リンクはコチラ

もっとお手軽なものもあります。お骨は遠方の会社に預けておき、スマホ画面でお墓参りするという月額500円の「スマ墓(スマボ)」システム。帰省費用もかからず、いつでもご先祖供養ができます。これもある意味「クラウド」システムかも(爆)

みなさんはどれがお好みですか?

作成者: Takahiro

きくちたかひろ
消費生活アドバイザー&ファイナンシャルプランナー&宅地建物取引士。「賢い消費者」を応援する各種お役立ち情報を、趣味の街歩きや資格情報も織り交ぜて発信しています。なお相談対応は、紹介のある方に限らせていただいています。