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ファイナンス 消費生活問題

仮想通貨が再び不正流出 素人が取引する時代は終わった!?

仮想通貨交換会社テックビューロー(大阪市)は20日、同社が運営する仮想通貨取引所Zaifが不正アクセスによるハッキングされ、仮想通貨約67億円相当が不正流出したことを発表しました。

同社発表によれば、顧客からの預かり資産(約45億円)は同社が補償する(他社から金融支援を受ける)とのこと。しかし、それで済む話ではありません。不正流出した莫大な金は当然に、不正な組織が不正な使い方をし、巡り巡って私たちに悪影響を及ぼす恐れがあるからです。

そもそも同社は、金融庁から2度も業務改善命令を受けている甘い会社。今まで顧客が残っていた事そのものが意外でしたが、もはや同社だけに留まらず、仮想通貨に対する顧客離れは避けられないでしょう。

仮想通貨は、法定通貨ではないので政府補償がなく、株券でもないので経済発展にも寄与しません。つまり、仮想通貨を売買する人は投資家ではなく、単なるギャンブラーでしかありません。もう私たち素人が手を出せる代物ではなくなったと思います。私のネタをお読みの皆さん。十分ご注意ください。

 

作成者: Takahiro

きくちたかひろ
消費生活アドバイザー&ファイナンシャルプランナー&宅地建物取引士。「賢い消費者」を応援する各種お役立ち情報を、趣味の街歩きや資格情報も織り交ぜて発信しています。なお相談対応は、紹介のある方に限らせていただいています。