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消費生活問題

成年後見制度

今日のネタは、成年後見制度のご紹介。

民法は弱者救済のため、制限行為能力者(未成年者、成年被後見人、被保佐人、被補助人)を規定し、単独での法律行為を無効とするなどの保護をしています。

特に、認知力が衰え気味の高齢者は、老後資金を溜め込んでいる傾向が強いこともあり、悪徳商法のターゲットになりやすいのです。その対抗策の一つとして、この成年後見制度が有効です。裁判所から認定を受ければ、本人が単独で行ってしまった重要な契約を、本人または後見人等が取り消すことができます。ぜひ一度、法務省の当該ページをご一読いただき、制度を把握いただき、利用できそうなら実行に移すことをオススメします。

http://www.moj.go.jp/MINJI/minji17.html#a1

作成者: Takahiro

きくちたかひろ
消費生活アドバイザー&ファイナンシャルプランナー&宅地建物取引士。「賢い消費者」を応援する各種お役立ち情報を、趣味の街歩きや資格情報も織り交ぜて発信しています。なお相談対応は、紹介のある方に限らせていただいています。