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ファイナンス 消費生活問題

かんぽ生命の不正問題は根深い

今日のネタは、かんぽ生命の不正問題に関する所感。人は追い詰められれば悪事に手を染めてしまいます。恐ろしい事です。

とうとう営業自粛に追い込まれたかんぽ生命。事態は深刻です。この問題については、東京経済オンラインの記事が分かりやすいので、文末にリンク情報を記しておきます。

要は、かんぽ生命の異常なノルマに耐えきれず、受託会社の郵便局職員が、顧客をだまして不利な契約に切り替えていたというもの。もちろん、多くの真面目な職員は、死ぬほど辛い日々だった事でしょう。

最も深刻なのは、郵便局職員は地域の信頼される存在であったこと。民営化後は、信頼は自らの努力で維持しなければならないのに、過去の信頼を悪用してしまった事です。人は、信頼している人には簡単に騙されてしまいます。日本の社会にとって、最も大切なのは信頼であったはず。この不正問題は根深いです。

https://toyokeizai.net/articles/-/291889

作成者: Takahiro

きくちたかひろ
消費生活アドバイザー&ファイナンシャルプランナー&宅地建物取引士。「賢い消費者」を応援する各種お役立ち情報を、趣味の街歩きや資格情報も織り交ぜて発信しています。なお相談対応は、紹介のある方に限らせていただいています。