今日のネタは、都市型仏壇について。
仏壇・仏具市場は、少子高齢化と大都市人口集中の影響を受け、縮小傾向が続いているようです。そう言えば我が家も、親が60年程前に新規購入したまま現在に至っており、実家から独立した私の共同住宅には仏壇はありません。
大都市圏では、私のような(仏壇の無い)家庭は多いようです。それでも、相続を機に新規購入を検討する家庭も一定数あるようで、そうしたニーズに応えて最近は注目されているのが、「都市型仏壇」と呼ばれるスリムタイプ。牛乳パック2〜3本分の幅しかなく、扉を閉めると仏壇とはわからないオシャレなデザインで、それなりに売れているようです。
但し、注意したいのはその販売価格。仏壇は需要供給バランスが崩れており、ネットで探すと驚くほど値引きした物が出てきます。しかし、そもそも二重価格の可能性があります。最近は印刷技術が進んでいるので、無垢板に見えてベニヤの可能性もあります。購入するなら文字通り「一生モノ」になるので、店に足を運び、慎重に検討しましょう。