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退職時に注意!住民税は後払い

私のところに一昨日、住民税納税通知書が送られてきました。これから(定年)退職を迎える皆さん、ご注意ください。一般的に高額になりますので!

住民税に関する退職時の注意点は2つです。

退職時にまとめて精算する(前年分の残り1~11か月分)。

②退職翌年に納税通知書で支払う(一括or分割)。←今回のはコレ。

①と②は選択性ではなく、両方支払わなければなりません。これらは住民税が「後払い方式(前年分の税金を翌年6月~翌々年5月に支払う)」であり、退職により「徴収方式が切り替わる」ことに起因します。

先ず前者ですが、退職月によって納税すべき残月数が異なります。例えば6月退職の方は、11か月分を本人が納税通知書で支払(普通徴収)します。5月退職の方は、1か月分が給与控除され会社を通じて支払(特別徴収)します。

次に後者ですが、次の6月に納税通知書が届くので納付します。納付用紙は3ヶ月分が4枚。それぞれ納付期限が異なりますが、1年分まとめて支払う事も可能です。

大切なのはこうしたしくみを知っておき、予め準備しておくこと。備えあれば憂いなしです。

 

作成者: Takahiro

きくちたかひろ
消費生活アドバイザー&ファイナンシャルプランナー&宅地建物取引士。「賢い消費者」を応援する各種お役立ち情報を、趣味の街歩きや資格情報も織り交ぜて発信しています。なお相談対応は、紹介のある方に限らせていただいています。