ぶらり関東編(649)は、矢切駅。千葉県松戸市下矢切にある、北総鉄道北総線の駅です。
野菊の墓(小説)、矢切の渡し(歌)」フーテンの寅さん(映画)」などに登場し、矢切という地名は有名ですが、そもそもは市川駅・松戸駅間のバスでしか行けない「陸の孤島」地区。同バス道路の周辺こそ住宅が密集していましたが、その奥は畑や山林、じゅん菜池緑地等のどかな地区でした。ところが、同駅が1991年に開業すると交通環境が激変。「交通便利な割に賃貸相場が安い」という穴場地区になりました。但し、北総線は運賃が高い(*)ので、自腹で利用する方はご注意ください。(訪問日9/28)
* 東京駅までの運賃(IC乗車券)・所要時間
・北総線経由:矢切駅〜東京駅:728円、46分
・常磐線直通:松戸駅〜東京駅:396円、27分
・総武線直通:市川駅〜東京駅:308円、18分