今日のネタは、家賃保証サービスについての所感。
民間の賃貸住宅を借りる場合、貸主(大家)は借主に連帯保証人を求めるのが一般的です。つまり連帯保証人を付けられない人は、民間の賃貸住宅を借りにくいという厳しい現実があります。
この問題の解決策の一つとして、民間会社が提供する「家賃保証サービス」というのがあります。その名のとおり、連帯保証人を有料で代行してくれるものです。但し、家賃保証サービスを契約をするにあたって、連帯保証人を求められる場合があるようですが(意味ね〜!)
ところが近年は、貸主(または賃貸不動産管理業者)による家賃回収手段として、この家賃保証サービスを積極的に利用する傾向が見られるようです。つまり借主が連帯保証人を付けられるのに、家賃保証サービス契約を賃貸借契約の条件につけるというものです。借主(消費者)としては、賃貸住宅に対する全体コストが上がってしまうという不利益がありますが、この分野は法整備があまりされておらず、貸主が「借主ならび連帯保証人を信用できないから」と思えば、借主はどうにもなりません。
さてここからが所感、てゆーか私見です。借主(消費者)から見れば、そもそもそんな貸主(または賃貸不動産管理業者)の物件に住むなんてトラブルの素です。いかに魅力的な物件に見えてもあっさり諦めて、別の物件を探すか、連帯保証人不要物件物件(UR等、民間もあり)を探す方が、長い目で見て安心だと思います。不動産物件は長期に住むもの。じっくり慎重に選びましょう。