今日のネタは、新米の定義という継続調査中ネタ。
お米の収穫時期を迎え、スーパーマーケット等の店頭には「令和元年産 新米」などと表示された袋が並び始めました。この「新米」というキーワード!良い響きですね〜。思わず買って、水少なめで美味しくいただきたくなります。
しかし、そこには思わぬ落とし穴があるかもしれません。その袋には「新米以外の米」が何割か含まれているかも。詳しくは後述リンクの問8を参照いただきたいのですが、「◯◯年産 新米」とは、その年に玄米化されて当年末までに袋詰めしたもの。では、先日まで店頭に並んでいた米はどこへ消えたのでしょうか?
ここで湧き上がる疑念は、「令和元年産 新米」の袋には、「新米以外の米」が何割か混ざっているのではないかということ。そもそも一般消費者には、「新米以外の米」が少し混じっていても、味の違いを区別するのは極めて困難であろうということ。判別困難なのに「新米」というキーワードに飛びつく消費者心理を逆手に取られている恐れがあります。
なお、食品表示110番(不審な食品表示に関する情報などを受けるためのホットライン:電話 03-3502-7804、その他にFAX,e-mailあり)に連絡すれば、情報を受け付けてくれます。この新米問題は継続調査中です。新たな情報があれば追加報告します。
大切なのは「根拠のないキーワード」に踊らされず、自分の舌で評価し、そのコストとのバランスを考える事です。高いかどうかではなく、価格に見合う美味しさかどうかを追い求めましょう。
https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/information/qa/perishables_03/#a01