ぶらり関東編(667)は、鐘ヶ淵駅。東京都墨田区墨田五丁目にある、東武鉄道伊勢崎線の駅です。
鐘ヶ淵駅はその名前の通り、カネボウ(鐘淵紡績)発祥の地です。かつてあった巨大工場の跡地は防災拠点に指定され、都営白鬚東アパートが建造されました。このアパートは防災設備を備えた防災壁機能も兼ねており、その長さは1km以上にもなります。
駅周辺の昭和中期の古い住宅が多く、賃貸相場は比較的リーズナブルでした。但し、墨田区ハザードマップによれば、荒川が氾濫した場合の駅周辺の浸水の深さは3m〜5m以上。かつ浸水の継続時間は2週間以上と想定されています。この地区への引っ越しを検討される方は、その点を十分ご理解のうえでご判断を。(訪問日11/9)