今日は、お世話になっている方の本「消費者新時代」を紹介。
著者の池田康平氏は、松下電器産業株式会社(現パナソニック株式会社)で33年間一貫して消費者関連業務を担当された方。2008年に退職後は、消費者志向研究所を設立し、消費者問題に関する研究・提言・講演・執筆等を続けています。私が消費生活アドバイザー資格勉強をしていた際にお世話になった方で、それがご縁で消費者志向研究会の末席に加えていただいています。
この本は、日本消費経済新聞(週刊業界紙)に2009年から2013年まで連載されたコラムをまとめたもの。事業者として消費者問題の理解や、消費者対応での信頼構築はどうあるべきかを書いた本です。連載当時から時が経ってからの出版ですが、消費者問題の根底に流れるものは変わっておらず、大変勉強になる内容です。消費者問題・対応に携わる方には是非読んでいただきたい一冊です。(初版:2020年3月16日発行)