今日のネタは、都営バス利用時に遭遇した出来事。残念な内容なので、気分を害したくない方はスルーしてください。
先日、都内某所へ行くため都営バスに乗った際、珍しい場面に3回も遭遇しました。(なお、本論に入る前に事前知識ですが、①都営バス運賃は一律210円で前払い方式 ②バス車内で扱える(支払・両替・IC乗車券チャージ)紙幣は1000円札のみ。③私は偶然、千円札を9枚持っていた。では、本論です。)
- 始発のバス停にて若い女性Aが乗車してきて、『五千円札しか持っていないのですが・・・』と運転手Bに相談。Bは困って『千円札しか両替できないんです』。どうしても乗りたい様子のAは、先ほどの繰り返し。見かねた私が申し出て両替。A並びBに『ありがとうございます』とお礼を言われる。バスは発車。
- 途中のバス停から若い男性Cが乗車してきて、『五千円札しか持っていないのですが・・・』と運転手Bに相談。Bは困って『千円札しか両替できないんです』と言うと、Cは『では諦めます』とバスを降りようとした。Bが『ちょっと待って。次回乗った時に2回分支払いで良いからこのまま乗ってください』。C『ありがとうございます』。バスはCも乗せて発車。
- 戻りのバスに乗っていたら、途中のバス停から若い女性Dが乗車してくるなり、トートバッグの中を探している。運賃を払うための財布を探しているようだが、なかなか見つからない。私を含む乗客たちが皆、Dを見ている(つまりイライラしている)が、運転手Eは知らん顔でずーっと支払うのを待っている。約5分後、Dはようやく財布を見つけたが、財布の中を覗いた後、降車。バスは何事もなかったように発車。
最後の3回目はさすがに気になったので、終点で乗客全員が降りた後、運転手さんにお訊ねました。
- 私:先程、バスに乗ってきてから財布を探し、結局お金が見つからずに降りたお客さんがいましたが、あれって本当にお金がなかった人? それとも、そういうフリをしながら、運転手さんが運行予定に支障が出ないよう、バスを先に発車させてしてしまうのを狙った無賃乗車犯?
- E:時々(後者の人が)いるんですよね〜。
- 実に残念な話しです。こうなってくると、1回目、2回目の五千円客も、うっかり客ではなくて確信犯?1回目の際、私が両替したのは1回目の人にとっては大きなお世話だった?その人は今ごろ、『ちっ』と舌打ちしている? そんなことを考え始めた、私自身も残念な人? 都会で生きていくには、他人に干渉しないことが掟ですが、掟破りの私はやっぱりお節介のお人好し?バスの無い田舎に引っ越そうかな〜。