この連休を利用し青山繁晴氏の本を2冊読了しました。
一冊は「ぼくらの死生観」(電子書籍版 2918年8月 Ver1.1)。『にっぽん丸 小笠原・硫黄島クルーズ』(2014年催行)の船内で3回にわたって行われた著者の講演内容に加え、硫黄島に関連して著者と官邸・省庁・自治体等との攻防・エピソードを記した本。その根底あるのは、日本のために戦った英霊に対する感謝と、その尊厳を傷つけてはならないという死生観です。読んでいて魂が揺さぶられます。
もう一冊は「ぼくらの哲学2 不安ノ解体」(電子版 2019年4月 Ver1.0)。『月刊Hanada』の2016年6月号〜2017年9月号に連載された著者のコラムに対して、大幅な改稿を施した本です。政治記者を経てシンクタンク経営者・作家であった著者が、安倍晋三氏(自民党総裁)の要請を受けて参議院議員に当選してから、国会の中と外で何をしているのかを紹介しています。その内容から受け取る印象は、「私たちがマスコミから受け取る情報が、いかに恣意的で偏向されたものであるのか」ということ。そして「自分自身で考えることの大切さ」を改めて教えてくれます。
いずれもオススメの本です。(読了日5/5)