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固定電話が不要になったら

今日のネタは、自宅用の固定電話が不要になったときの選択肢について。

今日のネタは、自宅用の固定電話が不要になったときの選択肢について。

先日ファクシミリを電話機に買い換えた際、「固定電話を解約する」という選択肢も検討しました。採用には至らなかったものの、その際に調べた要点を報告します。

1.利用休止:
◯ 最大10年間、回線使用料支払不要にできる。
✖️ 回線再開の際、電話番号が変わる。工事費必要。
2.一時中断:
◯ 電話番号が変わらない。
✖️ 中断の間も回線使用料(約2,500円/月)支払必要。工事費必要。
3.解約:
◯ 不要なものを処分できる
✖️ 新規申込に施設設置負担金(36,000円)+工事費必要。
4.(番外編)暫くそのままにする:
◯ 現状維持できる。例えば(自宅でなく)実家の親が入院等で不在になった場合、誰から連絡があるか分からないときに役立つ。
✖️ 回線使用料(約2,500円/月)の支払が続く。

自宅用の固定電話を解約すれば、家計費が浮きます。しかし「家にあって当たり前」の固定電話がないということは、本当にそこに住んでいることの証明手段を失うので、社会的信用が低くなり、新たな問題が発生することが危惧されます。例えば、
・仕事を探してもなかなか採用されない。
・ローンの審査が通らない。
・クレジットカードの審査が通らない、など。
そういうことも踏まえて、固定電話をどうするか検討しましょう。

作成者: Takahiro

きくちたかひろ
消費生活アドバイザー&ファイナンシャルプランナー&宅地建物取引士。「賢い消費者」を応援する各種お役立ち情報を、趣味の街歩きや資格情報も織り交ぜて発信しています。なお相談対応は、紹介のある方に限らせていただいています。