今日のネタは、電子出版について
個人で紙の本を出すという行為は、従来は敷居が高い行為でした。自費出版には数百万円の初期費用がかかるし、有名な文学賞に選ばれるのは容易ではないからです。
そんな状況を一変させたのが、Amazon KDP (Kindle Direct Publishing) に代表される電子出版。初期費用が殆どかからず、印税率が段違いに高いという、IT技術が実現した革新的ビジネスモデルです。電子出版の出現によって、誰でも簡単に「作家デビュー」できる時代になりました。その詳細は文末リンクを参照いただくとして、今日のネタでは「従来の出版手段との違い」を簡単にまとめました。あなたも作家デビューしてみませんか!
- 自費出版:従来はほとんどの個人がこの手法
- ◯ 自由に書ける。(著作権等の法律違反は論外)
- ✖️ 初期費用が数百万円かかる。誰も宣伝してくれないので、採算取れないリスクが高い。
- 共同出版:自費出版を出版社が宣伝してくれる手法
- ◯ 出版社がそれなりに宣伝してくれる。
- ✖️ 初期費用は自費出版と同じ。印税率が低い(3%程度?)。出版希望者と出版社の思惑の違いからトラブルになりやすいので要注意。
- 商業出版:人気作家が出版する手法がこれ
- ◯ 作家の費用負担なし。印税率高い(8〜12%程度?)
- ✖️ 一般人がこの手法で出版できる可能性はほぼゼロ。
- 電子出版(Amazon KDPの場合):
- ◯ 出版費用ほぼゼロ。印税率が段違いに高い(最大 70%、条件あり)。絶版がない。
- ✖️ 印刷物の本はない。世界中の作家がライバルなので、売れるかどうかは内容次第という厳しい世界。