カテゴリー
消費生活問題

NITEの注意喚起動画が衝撃的

今日のネタは、NITEが24日に発表した衝撃映像。

TVニュース等でその衝撃映像をご覧になった方も多いと思います。独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)は24日、「エアコンと携帯用扇風機が大活躍!でも事故で冷や汗はご勘弁~夏に知っておくべき危険~」と題する注意喚起情報を発信。その内容の一部の動画が、マネキンの首にぶら下げた携帯用扇風機が破裂するシーンです。発表主旨は「リチウムイオン電池は強い衝撃で内部が破損すると、破裂や発火につながるおそれがあります」という注意喚起ですが、文章よりも映像の方が衝撃的な印象を残せるのでこうした内容になったのでしょう。地味なNITE(失礼。実直なに改めます。)も工夫し始めたようです。

ところで、リチウムイオン電池内臓製品を落下させた経験がある皆さん。その製品を廃棄する際は地元自治体の指示に従ってくださいね。

https://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/press/2021fy/prs210624.html

 

カテゴリー
消費生活問題 移動手段

タイヤ選びは難しい

今日のネタは、タイヤ選びの難しさについて。

GOODYEAR EfficientGrip ECO EG01 175/65 R15 84H

実家用中古車が納品される際、販売店のご好意でタイヤを新品に交換してくれました。装着されたのは、日本グッドイヤーのGOODYEAR EfficientGrip ECO EG01 (エフィシェントグリップ エコ イージーゼロワン)という日本製。同社商品群で最も安いものでしたが、これで十分で何の問題もありません。
タイヤはゴム製品なので車体よりも劣化が早く、走行距離が短くても10年が限度と言われています。メーカーでは4〜5年を目安に交換を推奨しているようで、アフターマーケット用タイヤのTVCMを頻繁に目にします。実はタイヤはお試しや比較検討が難しい商品のひとつ。それでも消費生活センターに「思っていた性能でなく、返品もできない」旨の相談が見当たらないのは、現状装着されているタイヤが既に摩耗・劣化している場合が多く、新品に交換すればそれなりの性能(グリップ、静粛性、乗り心地)が得られるからだと思っています(私見)。
なお、ミシュランタイヤは一部商品に返金保証プログラムがあり、気に入らなくて一定期間内に他社製タイヤに取り替えた場合は返金してくれる制度を設けています。新車購入時と同じタイヤに交換する前に、同社のタイヤを試してみるのもありかも。

カテゴリー
危機管理 消費生活問題 移動手段

リレーアタック対策

今日のネタは、リレーアタック対策を施した話。

スマートキーとハンドルロック用鍵

先日購入した実家用中古車にはスマートキーが装備されていました。スマートキーとは、鍵をポケットや鞄に入れて携帯するだけで、鍵穴に挿さなくてもドア開閉やエンジン始動ができる便利な仕組み。しかし近年、その特性を悪用した「リレーアタック」なる車窃盗手口が発生しています。実家の中古車は標的になるような高額人気車種ではありませんが、盗難リスクに晒されること自体が個人的に嫌です。そこで対策を施しました。

缶(金属製)の蓋をすれば電波が遮断されます

対策と言っても簡単かつ安価。缶(金属製)に入れて保管するだけです。蓋をすれば電波が遮断され、リレーアタックにより電波を盗まれることが無くなります。副産物として、内蔵電池が長持ちするはず。スマートキーは他のクルマ等から発信される同種類電波も常に受信し認証確認作業を行っているので、その電波も遮断されるからです。
ところで、実はもうひとつ盗難対策を施しました。外付けのハンドルロックを付けたのですが、そのネタはまた次回。

カテゴリー
消費生活問題

ポリウレタン製下着の買い換え

今日のネタは、ポリウレタン製の下着を買い換えた話。

ポリウレタン繊維が織込まれた下着

このネタは約2年前にもお届けしましたが、私はポリウレタン繊維が織り込まれた下着を愛用しています。高い伸縮性が特長で、しっかり支えてくれるので安心です。しかしポリウレタン繊維は製造後2〜3年で脆化(劣化)するので、消耗品として割り切る必要があります。約2年に購入した下着も想定とおりのヨレヨレ状態。先日新しいものに買い替えました。これでまたしっかり支えてくれそうです(^^)

https://www.solotex.net/column/poriuretan_kasuibunkai/

カテゴリー
消費生活問題 資格

消費者力検定のすゝめ

今日のネタは、消費者力検定のご紹介。

私たちが日常行う消費行動。その多くは契約行為です。例えば、電車に乗る、コンビニで買い物する、スマホで品物を注文する、等々。こうした消費契約の知識を知っておけば、快適な消費生活を送ることができ、かつトラブルに巻き込まれにくくなります。
そうした消費者力を学び測定してくれるのが「消費者力検定」。一般財団法人日本消費者協会(JCA)が年1回開催する試験で、そのテキストに目を通すだけでも学びになります。しかも検定試験は合格・不合格がなく、得点結果によって1級〜5級が認定されるという方式。気軽に学べるのでオススメです。申込開始は7月、試験日は11月です。
なお、地方自治体によっては消費者問題啓発の一環として、この検定を対象にした無料講座を開催していることがあります。貴方がお住まいの自治体でも開催しているかも。

https://jca-home.jp/消費者力検定について2/

カテゴリー
消費生活問題

ウェブ版国民生活2021年6月号

今日のネタは、ウェブ版国民生活2021年6月号の紹介。

特集記事は「子どもを取り巻く広告をめぐる諸課題」。コロナ禍による休校やオンライン授業の増加などで、子どもたちがネットを利用する機会が増え、ネット広告に触れる機会も増えています。成長途上の子どもたちは、大人よりも広告の影響を受けやすいので、その悪影響が危惧されます。その課題と対策提言をまとめた記事です。

そして私のオススメ記事は「資産運用のために知っておきたい基礎知識」。今月号のテーマは「損害保険、そのほかの保険」。保険は保険業法により大きく3つの分野があります。①生命保険、②損害保険、③医療保険等。このなかで要注意なのが「損害保険」。損害保険は実損額を補填するものなので、いわゆる「焼け太り」はありません。多重に過剰に加入しても支払われる保険金は増えず、保険料が無駄になるだけです。詳しくは下記リンクで確認しましょう。

http://www.kokusen.go.jp/pdf_dl/wko/wko-202106.pdf

カテゴリー
消費生活問題 移動手段

クルマのバックモニター等が義務化

今日のネタは、クルマのバックモニター等が義務化された話。

国土交通省自動車局は9日、車両後退時の事故防止のための国際基準を導入するとして、道路運送車両の保安基準を一部改正し同日公布・施行しました。

詳細は文末リンクを参照いただくとして、要はクルマをバックさせるとき、クルマのすぐ後ろを確認できるよう、電子式バックモニターや光学式ミラーなどの装備を義務付けるものです。今後新発売されるクルマは来年5月から適用、販売中のクルマはその後適用されます。ユーザーが購入済みの既存車には適用されませんが、法改正主旨が事故防止なので、既存車ユーザーも現実的な方法で対策したいものです。

ちなみに私の場合、先日購入契約した実家用中古車にはバックモニターが無かったので、追加してもらいました。安全確保にもお金がかかる時代なのですね。

https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001407735.pdf

カテゴリー
消費生活問題 移動手段

実家用クルマの選定経緯(第4回)

実家用クルマの選定経緯(第4回、最終回)は、最終選考その3:TOYOTA iQ。

TOYOTA iQ (2021年5月撮影)

iQは全長3m弱のシティコミューター。そのコンセプトは多くの自動車評論家に絶賛され、日本カーオブザイヤー2008を受賞しました。iQはそもそも、smart (SWATCH+Mercedes)の弱点を解決提案したモデルで、欧州ではそれなりに売れました。しかし日本では大苦戦。そりゃそうでしょう。日本には軽自動車があリますから。smart自体が販売を伸ばせなかったこともあり、iQは2016年に販売終了しました。
それでも実家ニーズには合致しました。実は私も九州赴任時代、iQをレンタカーでよく利用していました。直進性・ブレーキ性能は高水準。エアバッグが9個も付いていて衝突安全性も万全(但し作動経験は無し)。小回りがきいて燃費も20km/ℓ以上。大きな荷物が積めないことを除けば、とても良いクルマです。

TOYOTA iQ (2012年2月九州で撮影)
iQの全長は3m弱(2012年10月九州で撮影)
後席を倒せば折り畳み自転車程度なら入ります

そこで近所の正規販売店で認定中古車を探し始めました。iQは流通数がとにかく少なく諦め半分でしたが、希望に近いモノが出品されたのでこれに決めました。
但しiQには不安材料がひとつ。予防安全機能(自動ブレーキ等)がありません。当時は存在しなかった機能なので仕方ありませんが、私も加齢に伴い運転技能が衰え気味。とりあえず運転してみて、不安があればセンサー満載車に買い換えるかもしれません。
以上、選定経緯のご報告まで。納車されたら安全運転に徹して親孝行します。

カテゴリー
消費生活問題 移動手段

実家用クルマの選定経緯(第3回)

実家用クルマの選定経緯(第3回)は、最終選考その2:Volkswagen up!。

Volkswagen up! (写真はGTI)

2012年に輸入販売開始したup!は、ドイツ車ならではの高速安定性と安全性を軽自動車並みの価格で実現し、「コンパクトカーの黒船来襲」などと話題になりました。しかし実際に販売が始まるとAMTのフィーリングが大不評。そんななかの2015年、同社は排ガス不正問題が発覚し経営が悪化。極東で薄利多売のコンパクトカーを販売する余裕が無くなり、2020年に日本での販売を終了しました。
そんなup!ですが、実家ニーズには合致したので最終候補に残りました。運転したことがなかったので試乗できる中古車が大前提。外車は修理代金が高い事情も鑑み、近所の正規販売店で認定中古車を探しました。しかし流通数が少なく、GTIに至ってはプレミア価格状態。結局、希望に合うものに出逢えず、購入を断念しました。(第4回に続く)

カテゴリー
消費生活問題 移動手段

実家用クルマの選定経緯(第2回)

実家用クルマの選定経緯(第2回)は、最終選考その1:HONDA N-BOXの検討結果。

HONDA N-BOX (写真はEX)

HONDA N-BOXはいま最も売れている軽自動車。軽なのにJNCAP安全評価も高得点です。使い勝手の良さはレンタカーで確認済み。前席から後席へ車内移動が容易で(スーパースライドシート装着車)、実家の狭いガレージでも後部スライドドアから乗降できます。乗り心地やブレーキの効きも問題なく、実家用クルマとして最高評価としました。一点、価格の高さを除いては。そう、N-BOXは軽自動車ですが、実用性と安全性を普通車並みに高めるため、高コストの装備やセンサーを満載。結果として価格も普通車並みで軽く200万円超え(諸経費込み)。中古市場でも大人気で新車並みに高額でした。そこでN-BOXは、他の2候補で決まらない場合の補欠に位置付けました。(第3回に続く)