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家・家具・家電・衣服 消費生活問題

ウェブ版国民生活2021年8月号

今日のネタは、ウェブ版国民生活2021年8月号の紹介。

特集記事は「空き家問題を考える」。消費高齢化・核家族化・都心への人口集中など様々な環境変化に伴い、空き家が増え続けています。今や「実家が持ち家」のすべての人に降りかかる問題。この特集では、空き家に対する立法状況、自治体の対応状況、空き家を相続した場合の対処などをまとめてあります。宅建士の私も最新情報が得られてとても学びになる特集記事です。おすすめです。

http://www.kokusen.go.jp/pdf_dl/wko/wko-202108.pdf

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消費生活問題

投資信託等の金融商品に関する国センの注意喚起

国民生活センターの高齢者向けメルマガ「見守り新鮮情報」の11日発信情報は、「投資信託等の金融商品 その場ですぐに契約しないで」。

内容は『離れて住む母が、預金口座を持つ銀行から投資信託等を勧められ契約した。昔から付き合いのある銀行だからと話を聞いて契約してしまったようだが、今後は勧誘を控えてほしい。』というもの。

投資信託等は元本が保証されていません。高齢者は一般的に、元本割込のリスク取ってまでお金を増やす必要性は少なく、その必要性を良く検討したうえでの契約が望ましいです。大切なのは高齢者本人だけでなく、家族や周囲の人の見守り。日頃から高齢者とコミュニケーションを取りることで、こうしたトラブルを防ぐことができます。困ったときは、お住まいの自治体の消費生活センター等(局番なし188等)に相談しましょう。

http://www.kokusen.go.jp/mimamori/pdf/shinsen399.pdf

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消費生活問題

消費生活用品安全法施行令が改正

消費生活安全法施行令が改正され8月から施行されました。

私たちが日常使用する製品のうち、経年劣化により重大製品事故が発生しやすい9品目を「特定保守製品」として点検対象としていました。今回、製造事業者等の設計製造技術の改善に伴い、経年劣化による事故発生率が大きく低下してきていることを踏まえ、その9品目のうち7品目が点検対象から除外されました。具体的には、

<除外された品目>

  1. 屋内式ガス瞬間湯沸機(都市ガス用)
  2. 屋内式ガス瞬間湯沸機(LP ガス用)
  3. 屋内式ガスバーナー付ふろがま(都市ガス用)
  4. 屋内式ガスバーナー付ふろがま(LP ガス用)
  5. 密閉燃焼式石油温風暖房機
  6. ビルトイン式電気食器洗機
  7. 浴室電気乾燥機

<引続き特定保守製品になっている品目>

  1. 石油ふろがま
  2. 石油給湯機

私と同世代の皆さんにとって身近な品目は「ビルトイン式電気食洗機」ではないでしょううか。これに関しては、某メーカーのウェブサイトに、当該品目の点検に関する移行措置の説明が掲載されていたので、リンクを貼って起きます。引続きご安全に。

https://panasonic.co.jp/chouki/2021_kaisei/index.html

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消費生活問題

ガストーチによる火災・やけどに注意

今日のネタは、ガストーチの取扱いに関する注意喚起。

もうすぐお盆休み。コロナを避けてキャンプ場でゆっくりされる方もいらっしゃると思います。実は実質的にキャンプ場でしか使わないアウトドアグッズの一つが「ガストーチ」。シンプルな構造ながら、使い慣れておらず基本的な操作を誤ると、火災・やけどの危険があります。実際に事故が散見され、消費者庁の重大製品事故にも登録され、東京都消費生活総合センターの広報誌NITE(製品評価技術基盤機構)も注意喚起しています。

ガストーチだけに限らず、アウトドアグッズは予め自宅で使用練習し、現地キャンプ場ではスマートに使いこなしましょう。

https://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/poster/nenshou/2020082701.html

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消費生活問題

注意喚起:フリマサイトで偽物健康食品が出品

今日のネタは、フリマサイトで偽物の健康食品が売られていた話。貴方の健康・利益を害する危険があります。

消費者庁が21日公表した情報によると、フリーマーケットサイト「ラクマ」にて、大塚製薬の健康食品「エクエル」を騙った偽物が売られていたとのこと。商品パッケージ・内容物ともに外観を本物に似せてあり、本物を買った経験のある消費者が気づいたようです。
詳細は文末リンクを参照いただくとして、フリマサイトは個人間取引をインターネット上で実現したもの。相手の素性もわからず、現物を確認できないものはリスクが伴います。特に健康食品類は真贋判別が難しくフリマサイト事業者のルールの網をすり抜けたもの。今回の件は消費者安全法違反なので公表されましたが、そもそも個人同士の取引は消費者関連法の対象外です。くれぐれもご注意ください。

https://www.caa.go.jp/notice/assets/consumer_policy_cms103_210721_0001.pdf

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消費生活問題

高島屋を騙る偽りアカウントに注意ください

 昨日facebookを開けたら、「高島屋クリアランスセールs.c」と称するロレックス格安処分の投稿が載っていました。URLが高島屋とは異なるし値段が安過ぎるので、直ぐに詐欺広告だと分かりFBに詐欺通報。FBから今朝「審査した結果、同社広告ポリシーに違反していたので削除した」旨の報告がありました。
しかし既に騙されて注文してしまった(クレジットカード情報を入力してしまった)方が少なからずいらっしゃる様子(サクラの可能性もあり)。残念ですがそのクレジットカードは悪用されるはず。直ぐにカード会社に連絡し無効化しましょう。その手順が不案内なら188(局番なし)に電話して相談を。

https://www.takashimaya.co.jp/aboutinfo/excuse/index.html?id=1141

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危機管理 消費生活問題 移動手段

レクサス高輪よ、お前もか!

今日のネタは、トヨタ販売店で再び発覚した不正車検について。

トヨタ系列の最大販売会社「トヨタモビリティ東京」。その221ある販売店のひとつ「レクサス高輪」にて、不正車検行為(指定整備の一部検査を実施しなかったり、基準を満たす値への書き換え)が発覚しました。トヨタ系列販売店では昨年12月、ネッツトヨタ愛知のプラザ豊橋にて、国土交通省中部運輸局の抜き打ち監査で不正車検が発覚したばかり。今回も国土交通省関東運輸局の6月の通常監査にて発覚しました。会社方針と業務多忙の板挟みで現場が疲弊していた様子が想像され、実に残念です。不正を行なったのは現場ですが、そうなるよう放置し追い詰めたのは経営問題です。改善を願っています。そして現場の皆さんにも申し上げます。常にお客様と家族の顔を思い浮かべましょう。追い詰められても悪魔の誘惑(不正)は断りましょう。上司のパワハラに屈せず、叱責され、干され、飛ばされたとしても、正直に生きていれば、数十年後に生涯を終えるときに後悔することはありません。経験者が言うのだから間違いありませんよ。

https://www.toyota-mobi-tokyo.co.jp/file/special/81361/12821/news/レクサス高輪における不正車検につきまして.pdf

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消費生活問題

ウェブ版国民生活2021年7月号

今日のネタは、ウェブ版国民生活2021年7月号の紹介。

特集記事は「変わりゆく携帯電話の契約」。携帯電話料金の値下げ競争が激化しています。料金と言ってもその内訳は、基本料・データ通信料・端末代金・契約切替料等々、複雑です。それに加えて今年からネット専用契約が登場。これは携帯電話ショップで相談できないので、消費者にとって最適契約になっていないことが散見され、後々消費者トラブルに発展する場合もあります。この特集では、業界全体の取り組みや携帯電話に関する最近のトラブル等を紹介しています。自分の契約を見直す際の参考になるオススメ記事です。

http://www.kokusen.go.jp/pdf_dl/wko/wko-202107.pdf

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注意喚起:新たな手口「オンラインサロン」での金儲け話

国民生活センターは7月1日、儲け話の新たな手口「オンラインサロン」に関する注意喚起情報を公表しました。

以前から、「スマホで簡単に儲かる」とか「不労所得で豊かに生活ができる」等、金儲けノウハウを教わるサポート契約をしたが、実際には儲からずトラブルになったと言う相談が、全国の消費生活センター等に寄せられています。最近は、インターネット上の会員制コミュニティ「オンラインサロン」でこうしたトラブルに巻き込まれる事例が増えています。
簡単に儲かる話なんて世の中に存在しません。こんなこと常識と考えがちですが、社会経験の少ない若年世代がトラブルに巻き込まれやすいと思われます。インターネットで知り合った人から勧誘される“金儲け話”は、先ずは疑ってみましょう。少しでも不安に思ったら、トラブルに巻き込まれる前に地元の消費生活センター等(局番なし188)に相談しましょう。

http://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20210701_1.pdf

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健康食品は薬ではありません

今日のネタは、健康食品に関する注意喚起。健康食品は医薬品ではありません。

東京都消費生活総合センターが発行する消費生活情報誌「東京くらしねっと」。今月号の話題は「正しく知ろう、健康食品」です。詳しくは文末リンクを参照いただくとして、その要点は次の3つ。

  • 健康食品は食品の一部だが法律上の定義はない。医薬品ではないので機能性を表示できない。(一部の許認可や届出したものは機能性を表示できる)
  • 粒状の健康食品をサプリと呼ぶことがあるが、法律上の定義はなく、薬ではない。
  • 健康食品を過剰摂取すると健康を害する危険がある。

健康や美容への欲求は分かりますが、健康維持の基本は「バランスの取れた食事、適度な運動、十分な休養」。健康食品の摂取だけで健康を手に入れられることはありません。誇大広告や印象操作広告に騙されず、健康食品を利用する際は正しい知識のもとで慎重に。

https://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.jp/kurashi/wadai.html