ぶらり途中下車の旅〜関東編(301)は、毎日新聞社。大手新聞社のひとつで、東京本社は東京都千代田区の東京メトロの竹橋駅(ぶらり関東編120)の真上にあります。
毎日新聞はかつて、オイルショックや西山事件(1972年)などの影響で経営が悪化。1977年には新旧分離(実質的な経営破綻&経営再建)を実施する事態になりました。従業員ひとりのルール違反が、企業存続すらおかしくする一例として、私も現役時代は反面教師としていました。(訪問日5/30)
ぶらり途中下車の旅〜関東編(301)は、毎日新聞社。大手新聞社のひとつで、東京本社は東京都千代田区の東京メトロの竹橋駅(ぶらり関東編120)の真上にあります。
毎日新聞はかつて、オイルショックや西山事件(1972年)などの影響で経営が悪化。1977年には新旧分離(実質的な経営破綻&経営再建)を実施する事態になりました。従業員ひとりのルール違反が、企業存続すらおかしくする一例として、私も現役時代は反面教師としていました。(訪問日5/30)
今回の長野行きで利用したレンタカーは、カローラ アクシオ。トヨタの最小セダンです。
走った印象は、
◯ とにかく快適。室内は広くて静か。荷室も広大。高速安定性も高い。
△ 前からの見た目。個人的には好みでない。
❌ 特になし。
エンジンは1.3ℓしかないのにキビキビよく走り、ブレーキも良く効きました。極めてコスパの良いクルマだと思います。さすがはトヨタの世界戦略車です。なお燃費は、600㎞走って16.4km/ℓと優秀でした。
昨夜は長野県の小諸に宿泊。友人たちと親睦を深めました。小諸駅は、長野新幹線(現在の北陸新幹線)が迂回したことで、観光客が減少。駅前にあったビジネスホテルもなくなり、NPO運営のカフェになっていました。
小諸に泊まった訳は、会社の元同僚に会うため。かつてこの近くに、私たちが就職した会社の工場がありました。工場はその後閉鎖・移転しましたが、彼らはこの辺りが出身地なので、地元に戻って再就職したのです。酒席での話題はもっぱら、孫の自慢と、自身の健康問題。自身の持病を面白おかしく話題にできるのも、悟りを開き始めた世代ならではです。次の会えるのはいつになるか分からず、一期一会の気持ちで楽しい時間を過ごしました。ありがとう、みんな。
ぶらり途中下車の旅〜関東編(300)は、たいめいけん。東京都中央区日本橋に本店を置く老舗洋食店です。場所は地下鉄日本橋駅の直ぐ近くにあります。
元々有名な同店を一躍全国区にしたのは、映画「タンポポ」。劇中に登場する新しいタイプのオムライスは、伊丹十三監督(故人)が発案し、たいめいけんが実現したものです。もちろん店内で「タンポポオムライス(伊丹十三風)」として注文できます。
写真のように、チキンライスのうえに乗った中が半熟のプレーンオムレツを、客自身がナイフで開いてから食べる。映画のワンシーンが目の前で再現され、見た目も味付けも最高の時間を体験できます。なお、外で順番を待つ客は、店内を覗き込むようなマナーの悪い客はほとんどおらず、店内で気持ちよく食事できます。たいめいけんは日本橋観光に欠かせない店です。(訪問日8/11)
今日のネタは「リアップX5の事を薬剤師に聴く」。
私も年齢相応に髪が薄くなり、少し気になっています。先日、某ドラッグストラに立ち寄った際、シャンプー売場の棚に『リアップをご希望の方は、処方箋受付に相談ください』旨のポップがあるのに気づきました。大正製薬の発毛促進剤「リアップ」シリーズは、医師の処方箋は要らないものの、薬剤師による説明を受けてからでないと購入できない「第一類医薬品」なのです。
ということで早速、薬剤師の方にお話しを聴いてみました。すると、リアップX5の主成分であるミノキシジルは、副作用として血圧低下がみられることがあるので、血圧薬を服用中の方は、主治医に相談してから購入判断が望ましいとのこと。私はまさに該当するので、その場での購入は控え、後日主治医に相談することにしました。
医師に相談する前に、ネットで少し調べてみました。大正製薬ウェブサイトのリアップX5のページに、セルフチェックシートがあり、そこには『次の方は本剤をご購入前に必ず医師又は薬剤師にご相談ください。』とありました。
どうやら安易な気持ちで買ってはいけない医薬品のようです。もう少し調べてから、購入するかどうか判断するとし、それまでは自分でこまめに頭皮マッサージで改善を促したいと思います。
http://www.taisho.co.jp/riup/riupx5/
ぶらり途中下車の旅〜関東編(299)は、高島平駅。東京都板橋区高島平八丁目にある都営地下鉄三田線の駅です。
この周辺は高島平団地の中心地区。かつて徳川幕府の天領だった徳丸ケ原が、昭和40年から始まった土地区画整理事業で巨大な住宅地に生まれ変わりました。昭和47年に竣工した高島平団地は、東京の住宅地不足対策におおいに貢献しました。しかし住宅しかない都市計画は、住民の世代交代が進まずそのまま高齢化。高島平地区の高齢化率は30.71%(H28調査)と板橋区内でも突出してしまいました。都市計画の難しさが浮き彫りになっています。(訪問日8/9)
今日のネタは「もらい火の際の火災保険」。
築地場外市場で今月3日に発生した火事は、木造密集地の店舗7棟を全焼する事態となりました。報道によると出火原因は、ラーメン店のコンロの熱が近くの壁を伝わって発火する「伝導加熱」というあまり聞かない現象らしいとのこと(*1)。原因はどうあれ、焼失した家屋や家財の復旧には、自身が火災保険に加入していることが不可欠です。
なぜなら、もらい火の際、出火元の家の火災保険では、自身の家は保障されないからです。「失火責任法」という法律により、隣近所の家に延焼したとしても、出火元の家に重大な過失がない限り、失火元の家主はその責任を負わなくて良いことになっています。てゆーか、火事が大規模の場合、現実問題として延焼先まで損害賠償するのは難しいですよね。つまり、自分自身がどんなに気をつけていても、隣家からのもらい火で焼けてしまうことがあり得るので、火災保険は必ず入っておくことが重要です。
次に、火災保険には焼け太りはないということ。先程の築地場外の出火原因を例にすると、伝導加熱が「失火」でなく「重過失」と仮に判定されると、もらい火を受けた人は、出火元の人に対して損害賠償を請求できます。しかし、自身が加入する火災保険の支払額がその分相殺され、合計額が増えることはないのです。損害保険は損害を受けた分を金銭で補填する保険商品だからです。
いずれにしても火災保険は、いざという時に助かる商品。必要額に過不足なく加入しておきましょう。
*1 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170805/k10011088211000.html
ぶらり途中下車の旅〜関東編(298)は、大塚駅&大塚駅前停留場。東京都豊島区にあるJR山手線の駅、ならびに東京さくらトラム(旧名:都電荒川線)の停留場です。
大塚駅前は昭和20年の空襲で焼け野原になり、その後バラックが建って、戦後の雰囲気を色濃く残した街並みが昭和40年代後半頃まで残っていました。その後再開発が徐々に進んで、南口にはアトレヴィ大塚が2013年に開業。駅前は少し綺麗になりましたが、少し路地に入ればまだまだ昭和の雰囲気は健在です。(但し、男性専科の店が多いので、女性は散策しない方が無難です。)
住宅相場は高め。山手線の駅という交通便利な場所なので仕方ありません。
今日のネタは「貯蓄と投資の違い」。
将来に備えた資産作りには「貯蓄と投資」という二つの手法があります。金融商品には「安全性・流動性・収益性」の大きな三要素で構成されていますが、すべての要素を高いレベルで満たす金融商品は存在しません。よって、目的に応じた商品を選択するか、組み合わせてリスクを分散する事が大切です。
先ず「貯蓄」とは、お金を貯める事です。つまり、安全性が高い商品を選び、将来必要な額を貯めるために行う行為です。例えば、最も安全性が高い商品の一つは、銀行の定期預金です。日本国内に本店のある銀行・信託銀行・信用金庫などの普通預金や定期預金なら、預金保険制度により元本1,000万円とその利息が保護されます。ただし、安全性と引き換えに収益性は低く(現在は利息が限りなく0%に近く)、お金が自然に増える事は期待薄です。
一方「投資」とは、株式や債券などに資本を提供することで、資産を殖やそうとする事を言います。収益性が高くなるほど、流動性・安全性が低下します。ちなみに、短期的な値差で利益を出そうとする行為を「投機」と言い、「投資」とは異なる行為。しかし、資金の提供先が同じであることもあり、投資と投機の境界線が不明確になることがあるので注意が必要です。
ちなみに、「投資」のつもりでも、元本がすべて返ってこない事もあります。最近の具体例で言えば、2010年の日本航空(JAL)経営破綻(会社更生法適用申請)です。当時のJAL株は紙くずになり、JAL社債の弁済率は12.5%(銀行は全額債券放棄、個人投資家は全額回収)でした。JALが経営危機に瀕しているのに、当時の民主党政権下での「JALは潰さない」発言を鵜呑みにして、JAL株や同社債権を買った方は、後から振り返ってみれば「投資」ではなく「投機」に走ったと言えます。(後から言うのは簡単ですが…)
よって、「投資」する時はその投資先を分散して、リターンとリスクを平準化するのが定石です。具体的には、確定拠出年金制度を有するお会社に勤務されている方の場合、その確定拠出年金の運用先には「投資信託」商品があるはずです。確定拠出年金の投資先については一般的に、若いうちはハイリスクハイリターン商品で積極運用し、定年まで残り数年になったら(老後資金を確定させるため)元本保証保証商品に切り替えるのが定石です。貯蓄と投資の違いを理解し、リターンとリスクのバランスをとってを商品を選びましょう。
ぶらり途中下車の旅〜関東編(297)は、早稲田停留場。東京都新宿区にある、東京さくらトラム(旧名:都電荒川線)の終点です。
停留場は道路(新目白通り)の真ん中にあります。都内は昭和中期まで都電(路面電車)が網の目のように走っていて、道路の真ん中にある停留場は見慣れた風景でしたが、今やこの荒川線だけになってしまいました。
近くには早稲田大学があり、その周辺にコンビニや食堂が多くあります。ここは学生の街。大通りの両側は中層ビルですが、路地に一歩はいれば昭和の雰囲気が色濃く残っています。
住宅相場はやや高めです。早稲田大学の学生さん以外は、ピンポイントでこの地を選んで住む必要はないかもしれません。(訪問日8/2)