ぶらり途中下車の旅~関東編(273)は、京急川崎駅。JR川崎駅(272参照)のすぐ隣にある京浜急行の駅です。
駅の近くにある旧東海道川崎宿には江戸時代、万年屋という宿があり、その宿が出す奈良茶飯は大変有名だったそうです。皇女和宮やハリスも食したとか。今は宿も奈良茶飯も絶えてしまいましたが、実は奈良茶飯を再現した店があるのです。旧東海道川崎宿交差点の角にある東照(とうてる)という和菓子店。
奈良茶飯風おこわという控えめな名前も高感度抜群です。味は、栗の甘みがひきたち大変な美味。汁の蜆(しじみ)は川崎ではもう獲れないので、青森県の十三湖から仕入れているそうです。
しかも店内販売だけでなく、持ち帰りもできるとのこと。
看板商品のどらやきと一緒に自宅のお土産です。(訪問日5/25)