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長期・分散投資のすゝめ

今日のネタは、長期・分散投資のすゝめ。

友人知人から最近、立て続けに投資についてのアドバイスを求められました。FP(ファイナンシャル・プランナー)には守秘義務があるので、ご相談内容そのものは言えませんが、「長期・分散投資」の大切さを説明する必要があったので、要点をご紹介します。ご相談は次の趣旨でした。

  • Q1: 株に興味あるが怖くて買えない。どれを買えば良いか?
  • Q2: 金(きん)が上がっているが、今は買い時か?
  • Q3: 持家と賃貸は、どちらが良いか?

これらのご相談に対して、先ず最初に説明させていただくのは『未来の事は誰にも分からないので、全財産を一点集中投資するのは危険。資産運用は長期・分散投資を心がけましょう』ということ。FPならこれが必然の答えです。もしFPが「◯◯会社の株が買いですよ!」とか「絶対に儲かりますよ!」なんて言ったら、そいつは素人または無責任です。さて、上記ご相談に対するアドバイスは次のとおり。

  • A1: 株は会社が倒産すると紙切れになってしまいます。全額失っても生活に困らない程度の金額で、この先伸びそうだと貴方が思う会社の株を買いましょう。そして長期保有しましょう。売り時は、予め「◯割値上がりしたら売る」と決めておきましょう。
  • A2: 金は値動きが激いので、一般人には難しいです。金を買ってみたいなら毎月一定額で買い続ける方法(ドルコスト平均法)はいかが?
  • A3: 不動産を買うなら「住みたい物件」ではなく「後々売れる物件」を選びましょう。

機関投資家(第一生命、三井住友信託銀行など)のウェブサイトで「分散投資」で検索してみましょう。投資の参考になる情報が載っていると思います。