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消費生活問題

UPQの携帯電話の火災事故

消費者庁は12日、消費生活用製品安全法第35条第1項の規定に基づき報告のあった重大製品事故について、リコール製品で負傷事故等19件の重大製品事故を公表しました。

その重大製品事故製品のなかでも特に注意したいのが、UPQ(現 Cerevo)が輸入した携帯電話機(スマートフォン)UPQ Phone A01X。2017年7月からリコールしているものの未だ61.7%しか回収できておらず、先月24日に3件目の火災事故が発生。1名が軽傷を負ったとのこと。

携帯電話は「紐付き」なので回収は容易だと思っていましたが、現実はそうではないようです。私のSNSでは頻繁に注意喚起していますが、リチウム充電池は高密度エネルギーを格納できるため、何らかの原因で両極がショートすると爆発・火災の危険があります。少なくとも無名ブランド品やバッタもんには手を出さないのが賢明です。また、一度落としてしまったら、使用を諦めるなど自己防衛を心がけましょう。

https://www.caa.go.jp/notice/assets/consumer_safety_cms202_210312_01.pdf

作成者: Takahiro

きくちたかひろ
消費生活アドバイザー&ファイナンシャルプランナー&宅地建物取引士。「賢い消費者」を応援する各種お役立ち情報を、趣味の街歩きや資格情報も織り交ぜて発信しています。なお相談対応は、紹介のある方に限らせていただいています。