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機械式腕時計の姿勢差誤差

今日のネタは、機械式腕時計の姿勢差誤差の話。

SEIKO 5スポーツ SBSA041
ルミノバ(高性能蓄光塗料)採用で夜間視認性も良好
4R36キャリパー。24石PR41時間は十分な性能。

 機械式腕時計を購入してから約3ヶ月。使ってみた感想は概ね◯。購入の決め手だった「昼夜問わず良好な視認性」に加えて、3連休中不使用でも動き続ける(パワーリザーブ41時間)ので、実に心強いです。
また気づいた事は、姿勢差誤差が顕著であること。姿勢差誤差とは、時計の向きによって時刻表示の精度が変わること。地球の重力の影響なので、機械式腕時計は基本的に避けられない問題です。これを解決するために、テンプやガンギ車などキャリパーの心臓部を小さな籠に入れ、その籠自体が回転して重力の影響を緩和すると言う複雑腕時計もある程です。
話を元に戻します。私の腕時計の精度は仕様書上で日差+45秒~-35秒。実際は日差+3秒〜-10秒です。水平(文字盤上)だと進み気味、縦だと遅れ気味になります。私が学生時代に使用していた機械式腕時計は、そもそも日差が60秒以上あるのは当たりまえで、長針を毎日直していたので、重力の影響があるなんて全く気づきませんでした。今の機械式腕時計はそれだけ機械精度が向上したと言うことでしょう。
私は来月から隠居生活に入るので、今後は水平保持時間を調整し、「日差ほぼゼロ」を狙ってみることにします。丁度良い暇つぶしネタを見つけました。狙ってみることにします。丁度良い暇つぶしネタを見つけました。