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鳥インフルエンザを正しく理解しましょう

政府各省庁(農林水産省、厚生労働省、消費者庁)の発表によると、11月に入って秋田県や鹿児島県の採卵鶏農場にて、高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜や簡易検査による陽性が確認されました。当該農場はそれぞれ、農家から通報があった時点から飼養家禽等の移動を自粛し、政府指示に沿って適切な対応をしているとのこと。

政府の現時点の見解では、鶏肉や鶏卵等を食べることによって、人が鳥インフルエンザウイルスに感染する可能性はないとなっています。SNS上でデマや根拠のない噂などを拡散させたり、鶏肉や鶏卵等を扱う店舗や飲食店を誹謗中傷するのは慎みましょう。

なお、鳥インフルエンザの人への感染のほとんどは、 感染した家禽やその排泄物、死体、臓器などに濃厚な接触によるもの。但し日本では発症した人は確認されていないそうです。正しく理解し適切なリスク回避行動を心がけましょう。