ぶらり関東編(874)は、蕨駅。埼玉県蕨市中央一丁目にある、JR京浜東北線の駅です。
駅がある蕨市は、古くは旧中山道の二番目の宿場町。現代は面積が最も小さい市で、そこに約75,000人が暮らす人口密度が最も高い市町村です。
東口は狭いロータリを囲むようにパチンコ店などが並び、隣駅の西川口駅東口によく似た風景。西口は昭和中期を思わせるのどかな風景のなか、タワーマンション(シティタワー蕨)が1棟だけ建っていて不思議な世界。しかしこの西口駅前風景ももうすぐ見納め。まもなく西口再開発事業が始まり、3年後の春には近代的な風景に変わる予定です。
ちなみに、蕨駅の西口北側線路沿いに壁のように建つのはUR川口芝園団地(住所は川口市)。外国人入居者が半数以上を占めるようになり、様々な住民トラブルや事件事故が発生したことでメディアにも取り上げられた物件です。日本が抱える住宅問題の縮図がここにもありました。(訪問日5/20)