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実家周辺で下水道工事が始まる

今日のネタは、実家周辺で下水道工事が始まる話。

実家がある千葉県北西部は、東京のベッドタウンとして昭和30年代中頃から急速に宅地化が進んだ地域。自治体はこれに合わせて下水道整備を開始。下水処理場を造り、周辺から順次川上方向に下水道を整備していくので、実家周辺の整備順番が回ってくるのに約60年間を要しました。実家を含む周辺家屋の多くが、これを待たず浄化槽を設置済みなので、今更下水道工事をしてもらっても生活環境に直接的な改善はありませんが、浄化槽維持費用が無くなるし、自然環境改善にも寄与するのでありがたいことです。そもそも法律に基づく行為なので(下水道法、自治体条例)、拒否はできませんが(汗)。

自治体が行う工事内容は、①公共道路等の下に「下水道管」を設置し、②各家庭の敷地内に「公共汚水桝(ます)」を設置し、③上記二つを接続するというもの。一連の工事に伴い個別課題がいくつか発生します。具体的には、

  1. 敷地内の公共汚水桝設置位置:60年前に家を建てたとき、「将来的に共同汚水桝を設置する」なんて想定しておらず、最適な設置位置がありません。候補位置の書類を自治体に提出し、相談のうえで決める予定です。
  2. 排水桝への切換えは3年以内:下水道管運用が始まったら3年以内に、各家庭の排水管を公共汚水桝に接続し直さなければなりません。その費用は自己負担で、一般的に30万円〜50万円となかなかの金額。自治体が当該費用を無利子融資する制度があるのでそれを利用する予定です。
  3. 期間中クルマを出し入れできない:実家の前の工事期間は1〜2週間で平日昼間。夕方には埋め戻してくれますが、期間中の昼間は敷地内駐車場のクルマを出し入れできないので、必要に応じて別途駐車場を確保する必要があります。

今回の下水道工事は総論では歓迎すべきこと。気づいた事があればまた報告します。

作成者: Takahiro

きくちたかひろ
消費生活アドバイザー&ファイナンシャルプランナー&宅地建物取引士。「賢い消費者」を応援する各種お役立ち情報を、趣味の街歩きや資格情報も織り交ぜて発信しています。なお相談対応は、紹介のある方に限らせていただいています。