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相続税把握のため路線価を把握する

国税庁は昨日(7/3)、H29年度分の路線価(基準日1/1)を公表しました。路線価とは相続税、贈与税の課税標準数値なので、ご自身もしくはご両親が土地をお持ちの方は把握しておく事をオススメします。概算方法は、

①下記リンクからご自身の土地近くの路線価を調べてメモする。

②その数値は1㎡あたりの価格で単位は千円。数字の最後のDなどのアルファベットは借地権割合計算用数値なのでここでは触れません。それよりも老眼気味の方は、Dを0だと見間違えないようご注意を。相続税価額が一桁多く誤認して無駄に驚く事になりますので。

③なお、本来の相続税価額計算では、土地の奥行きなどで数値を補正しますが。ここでは省略します。あくまで概算として捉えてください。

例えば、30坪の土地をお持ちで、付近の路線価が100Dならば、30 X 3.3 X 100 = 9900千円。即ち990万円で、これが相続税の課税価額(概算)です。

相続はある日突然やって来ます。しかも相続税は10ヶ月以内に申告しないと軽減措置が受けられないという期限付きです。せめて自分自身の資産は今のうちから把握して遺族が分かるようにしておきましょう。

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実家の空き家の処分

総務省の2013年「住宅・土地統計調査」によると、全国の空き家率は13.5%と過去最高。さらにNRI(野村総合研究所)の発表によると、2030年代には空き家率が30%を超える可能性があると予測しています。我が家も数年前、義理母が地方から都心に引越した際、義母の実家を売却し、空き家問題化を回避しました。地元自治体の空き家バンクに登録し、値ごろ感を出して売却に成功したのですが、そこへ至るには様々な課題がありました。

①親が引っ越しを決断するまで数年間に渡って説得。(元々は、親が仮に遠方で要介護状態になると、子供世帯が介護離職等に追い込まれる危惧があるので、リスク回避施策として子供世帯の近くに引っ越してもらった。)

②引越荷物を如何に少なくするか。(一戸建てに数十年住んでいると荷物が多くなる。引越先の小さな部屋に入る範囲で荷物を絞り込むのが簡単ではない。)

③残った荷物を処分する。(家を売却するためには、家の中の家財道具は全て空にする必要がある。しかし本人(親)にはそれぞれ思い出が詰まった品。簡単に捨てられないので、子供だけで廃棄作業する。ちなみにウチの場合、廃棄量は数トンになりました。)

空き家は、貸家として活用できるなら収入を生む資産ですが、それが難しいなら固定資産税がかかるだけの負債資産になってしまいます。放置すればスラム化が進んだり、自治体から「特定空き家」指定され税負担が増したり、強制撤去費用を請求されたりします。活用する予定がないなら可能な限り早く売却を検討しましょう。

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終の住処探し:最近の移住キーワードは「安近短」

※写真はイメージ

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自転車を修理する

ママチャリの主流は今や電動アシスト自転車だそうですが、我が家のママチャリは完全人力版。丈夫だと評判だったNational自転車を、部品交換しながら20年以上(たぶん)大切に使っています。

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個人型確定拠出年金(iDeCo)のすすめ

確定拠出年金(DC)は2001年から始まった私的年金。企業型確定拠出年金はすでに600万人近くの方が加入していおり(2017/3現在:厚生労働省資料)、個人で積み増ししている方も多いと思います。また、個人型確定拠出年金(iDeCo:イデコ)は2017年1月から対象者が公務員や主婦にも広がり、原則として全ての現役世代が加入可能になりました。50万人近くの方が利用しています(同)。イデコは大変魅力的な制度ですが、要注意点もあります。今日の話題はイデコに関するポイント3点です。

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宝くじの買い過ぎに気をつけて

年に数回売り出されるジャンボ宝くじ。私も毎回、連番10枚を1セットだけ買うのですが、高額当選したことは一度もありません。

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特別支給の老齢厚生年金に関する注意点

今日は特別支給の老齢厚生年金に関する注意点。長文かつ、該当する方の範囲が狭い(後述)ことをご容赦ください。

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早期退職したら国民年金に切り替え

今日は公的年金の種別変更の話し。

私は60歳前に退職したので、会社制度としては定年退職扱いですが、公的年金制度の保険料支払いは終わりません。厚生年金から国民年金に種別変更し、60歳まで保険料納付が必要なのです。

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退職時に注意!住民税は後払い

私のところに一昨日、住民税納税通知書が送られてきました。これから(定年)退職を迎える皆さん、ご注意ください。一般的に高額になりますので!

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株売買タイミングは自分ルールを決める

今日は株式の話。保有していた某社の株が上がってきたので、購入平均単価より2割上がったタイミングで一部を売却しました。もっと上がると思えば手放しにくくなるし、日々の上がり下がりに一喜一憂していたら視野が狭くなります。どうやら、①生活に影響しない範囲の金額で投資する ②売買のタイミングは予め自身で決めたルールに沿って決める(その場の直感で判断しない) 事が大切なようです。これから株を始めようと考えている方は、先ずは非課税枠があるNISAがお勧めですが、株式はあくまで自己責任。それを認識のうえで取り組みましょう。