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消費生活問題

コロナ禍での消費者トラブル・詐欺にご注意

TVCMをご覧になった人も多いと思います。消費者庁は2月8日から、様々なメディアを活用した「コロナ禍での消費者トラブル・詐欺被害の防止キャンペーン」を始めました。例えば、こんなことがあります。注意しましょう。

  • コロナによる巣篭もり需要でフリマアプリの利用増加 ⇨ 格安でブランド品を格安で購入したら偽物だった。出品者は本物を送ったと主張しトラブルに発展。
  • 子どもがスマホゲームのアイテム欲しさに、親のクレジットカードを勝手に使って高額課金 ⇨ カード会社に未成年取消を申し立てたら、逆にカード管理責任を言われて板挟みに。
  • 仕事がなくバイトを探したら「簡単に稼げる!月に50万円は確実!」を発見 ⇨ 先ずは登録料○○万円が必要と言われお金を騙し取られる。仕事内容はフリマアプリで商品を転売して値差で稼ぐ「セドリ」。とても稼げるようなものではなかった。
  • 宅配業者名でSMSが届き『不在だったので荷物を持ち帰りました。再配達はこちら』とある ⇨ クリックするとウィルス感染したり、個人情報入力を促されたりする嘘のメール。
  • ネットに「コロナワクチンを優先で接種できる」を発見。ワクチンは本来は無料で順番待ちだが、接種予定者が当日欠席するとその分が廃棄されるので、これを集めて希望者に特別接種できるシステムを開発した。ワクチンは無料だが、システム開発費を回収するため、登録料○○万円のみ頂戴する。お住まいの地域の指定病院で廃棄が発生したらメールで連絡するので、毎日夕方の予定は空けておくように。 ⇨ 登録すると、個人情報やクレジットカード番号を盗まれ被害拡大する。(※ この事例は私の創作ですが、いかにもありそうでしょ?)

https://www.shohisyahigai-boushi.caa.go.jp

作成者: Takahiro

きくちたかひろ
消費生活アドバイザー&ファイナンシャルプランナー&宅地建物取引士。「賢い消費者」を応援する各種お役立ち情報を、趣味の街歩きや資格情報も織り交ぜて発信しています。なお相談対応は、紹介のある方に限らせていただいています。