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消費生活問題

補聴器と集音器の違い

今日のネタは、国民生活センターが注意喚起している補聴器トラブル。補聴器は医療機器です。医師の診断を受けてから購入しましょう。

国民生活センターは25日、全国の消費生活センターに「勧誘され購入したが医師に不要と言われた」「試用なしで購入したが音がうるさい」等の補聴器・集音器に関する相談が寄せられているとして、注意喚起情報を公表しました。

対象商品として考えられるのは、通販や店頭で宣伝している安価な集音器。医療機器である補聴器と外観は同じですが、集音器は医療機器ではありません。微調整やアフターケアがない売り切り商品なので比較的安価であり、補聴器を使った事がない消費者がこれを衝動買いし、期待外れの使用感なのでトラブルになるケースが発生しています。しかも通販はクーリング・オフ制度の対象外なので、消費者側の事情による返品・返金が困難という具合です。

下記リンクを参照いただき、集音器と補聴器の違いを理解いただき、消費者トラブルに巻き込まれないようご注意ください。

http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20210225_1.html

作成者: Takahiro

きくちたかひろ
消費生活アドバイザー&ファイナンシャルプランナー&宅地建物取引士。「賢い消費者」を応援する各種お役立ち情報を、趣味の街歩きや資格情報も織り交ぜて発信しています。なお相談対応は、紹介のある方に限らせていただいています。