ぶらり関東編(1138):みどり台駅(千葉県)

旅・街歩き
みどり台駅

ぶらり関東編(1138)は、みどり台駅。千葉県千葉市稲毛区緑町1丁目にある、京成電鉄千葉線の駅です。

 同駅は1923年(大正12年)開業。当時の駅名は「浜海岸駅」。当時は駅がある丘のすぐ下に海岸(東京湾)がありました。同駅は改称が続き、帝大工学部前駅→工学部駅→黒砂駅→みどり台駅になりました。なお、同駅の東側約700m(徒歩9分)の位置にJR西千葉駅があります。
 駅の北東方向は第一種住居地域の学生街。千葉大学など複数の学校がある文教地区で、学生向けアパートや学生向けの安価な飲食店が点在し、ZOZO(ネット系アパレル)の本社があります。
 駅の南西側は第一種中高層住居専用地域の閑静な住宅街。日本では珍しいラウンドアバウト(ロータリー交差点)があり独特な雰囲気を醸し出していました。ラウンドアバウト内に置かれた赤色の彫刻「LOVE」は、ロバート・インディアナ氏(米国芸術家)の作品で、前澤友作氏(ZOZO創業者)が寄贈したものです。
 不動産事情ですが、同駅周辺は丘の上にある人気住宅地。地価は33万円/㎡(緑町2丁目、2025公示地価)で県内ではかなりの高値です。
 通勤事情ですが、千葉駅や幕張新都心に近く、その辺りで勤務される方には最適な住宅地だと思います。一方、東京方面へは通勤時間帯、電車(JR西千葉駅利用を含む)・道路とも大変混雑します。(訪問日8/24)

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