ぶらり関東編(1113)は、草加駅。埼玉県草加市高砂2丁目にある、東武鉄道伊勢崎線(東武スカイツリーライン)の駅です。
駅開業は1899年(明治32年)。草加は江戸時代に整備された日光街道の宿場町で、草加せんべいが名物。宿場が造成される以前、この辺りは沼地で、そこを埋め立てるのに大量の草が用いられたのが地名の由来です。よって同駅周辺は起伏のない平坦地で、周囲を荒川・中川・綾瀬川などに囲まれ、洪水発生時には0.5〜3m浸水することが指摘されています。(出典:国土地理院 重ねるハザードマップ)
そんな草加地区は、東京都に隣接し地価も手頃だったので、戦後に人口が急増。草加市は今や人口約25万人の立派な自治体になりました。同駅周辺は近年、東口・西口とも整備されて商業施設が並び、駅前や旧日光街道沿いには中層マンションが並ぶという風景。同駅も1日約8万人が乗降するビッグターミナルです。
東京方面への通勤通学も便利です。同駅は急行等が停車し、例えば大手町まで直通38分470円。但し朝の通勤時間帯は大変に混雑するので覚悟が必要です。(訪問日5/11)