ぶらり関東編(1116):奥多摩駅(東京都)

旅・街歩き
JR奥多摩駅

 ぶらり関東編(1116)は、奥多摩駅。東京都西多摩郡奥多摩町氷川にある、JR青梅線の終着駅です。

 同駅開業は1944年(昭和19年)。当時の駅名は「氷川」で、小河内ダム建設のため延伸線も造られましたが、ダム完成に伴い延伸線は運休。同駅が現在の終着駅で、東京都最西端の駅でもあります。
 同駅周辺は山と川に囲まれた自然豊かな場所。昔ながらの山村の雰囲気を留めていて、平坦地はほとんどなく、家屋は山肌に張りつくように建っています。
 通勤事情ですが、同駅・東京駅間は青梅駅乗換えて2時間前後を要し東京通勤圏からは外れます。同駅利用者の多くは地元住民よりも観光客で、山登りやキャンプに向かうと思われる方々を見かけました。
 不動産事情ですが、不動産サイトで調べた範囲では、同駅周辺には賃貸・中古とも物件がほとんどありませんでした。奥多摩町は財政力指数が0.27しかなく過疎化も深刻。充実した自治体サービスを望むなら、移住は慎重に検討を。(訪問日5/14)

タイトルとURLをコピーしました