国民生活センターは3日、「失業保険の受給額や受給期間が増える」とうたう申請サポート業者(有料)に関する相談が寄せられているとして、注意喚起情報を公表しました。
失業保険(正式には、雇用保険制度に基づく失業等給付)とは、仕事を失った人が生活を維持しながら再就職を目指すための公的支援制度。ハローワーク(公共職業安定所)で申請を行い、条件を満たせば受給することができます。給付額や期間は、退職理由や勤務年数などにより異なります。
しかし世の中には、この申請内容を小細工して給付額や期間を増やせるとうたう申請サポート業者(当然に有料)が存在し、そのトラブル相談が全国の消費生活センター等に寄せられています。仮にそれが不正受給であれば、発覚して給付停止や返金指示の罰を受けます。申請書の書き方はハローワークで親切に無料で教えてくれます。そんなサポートを受けるよりも、次の仕事を一所懸命に探しましょう。
