今日のネタは、海面上昇はどこまで進むかという話。
ICPP(気候変動に関する政府間パネル *1)がまとめたAR6(第6次評価報告書)によると、人間の影響により海面水位の上昇率は増加しており、2050年までに約30cm、2100年までに約1m、長期的(数百年〜数千年後)には南極大陸上の氷が全て溶けて約60m海面上昇するとの指摘も。
そこで、JAXAが公開している海面情報シュミレーターで海面上昇による影響を試してみました。都内は+30cmでは影響少ないものの、+2mになるといわゆる「0メートル地帯」は問題が深刻化しそうす。+60mになると関東平野はほぼ水没し、新たな海岸線は西は立川近く、北は高崎や宇都宮近くになるとの結果に。世界の大都市の多くが河口付近にあるので、人類は今後もう少し高台に移り住んでいくことになりそうです。まあそれを見届けることはできませんが(汗)
*1 IPCC (Intergovernmental Panel on Climate Change):国連環境計画(UNEP)と世界気象機関(WMO)が設立した、気候変動に関する科学的評価を行う政府間組織。アメリカのトランプ大統領は2026年1月7日、66の国連組織や国際機関、条約などからの脱退を指示する大統領令に署名しましたが、IPCCはそのうちのひとつです。

海面上昇シミュレーター | JAXA Earth Apps
JAXAの地球観測衛星「だいち」が観測した地形データ(数値表層モデルDSM)を使った海面上昇のシミュレーションです。
