金価格の高騰が続いています。
米国大統領の関税政策や朝令暮改、世界各地の紛争や経済不安などの要因が重なり、安全資産である金への買いが続いています。しかも為替(ドル/円)は円安のままなので、日本国内の金の店頭小売価格は6月16日、17,678円(税込)で最高値を更新しました。
しかし今後も上がり続けるかは分かりません。金の埋蔵量には限りがあり、しかも電子機器製造等でどんどん消費されます。つまり、長期的視点で見ればもっと上がるかもしれませんが(私見)、短期的視点(1年以内にどうなっているか)は予測困難です。
なお、私の2年前のブログでは、3月15日に当時最高値更新した(9,100円(税込)のを受けて、「今の高騰状態の金相場はプロ(金の売買を業にしている人)以外が手を出せる状況ではない」旨をコメントしています。それを無視して購入した皆さんは、約2倍に値上がりて大儲けした訳で、その決断力と運の良さに敬意を表します(笑)。ちなみに、金の売却益は総合課税なので、当該年の所得税対策もお忘れなく。