今日のネタは「勝手に買物アドバイス」シリーズ。第7回は、浴室換気暖房乾燥機。
浴室換気暖房乾燥機は、浴室の換気・暖房・乾燥・涼風の機能を持つ家電製品。冬季のヒートショック対策や、雨季の洗濯物干し、浴室のカビ対策などで活躍し、快適な浴室環境を実現できます。
浴室換気暖房乾燥機は、使用する熱源によってガス式(温水式)と電気式に大別されます。それぞれガス器具各社、電気器具各社が製造販売しており、都市ガス会社もOEM品を販売しています。
電気式は、湿気対策されたヒーター(クォーツランプ、カーボンランプ等)を用います。長所は(ガス式に比べて)、室外機がないので設置費用が安く後付けが容易で、ランニングコストが安いことです。短所は、ガス式よりも温風が弱く、暖房や乾燥には時間を要することです。
ガス式は、室外機(給湯暖房用熱源機)で加温した循環水を室内機(浴室)で熱放出します。長所は(電気式に比べて)、温風が強力なこと。短所は、ランニングコストが高いことです。
なお浴室換気暖房乾燥機は2021年8月の政令改正で、長期使用製品安全点検制度の対象製品から除外されましたが、湿気の多い場所で使う製品であることは変わりないので、購入検討に際してはアフターサービスがしっかりしているメーカー(例:10年後も存続していそうか)を選ぶことをおすすめします。