今日のネタは、資産形成の基本について。
私のブログやSNSをお読みの多くの皆さんは「資産形成の基本」について実践済みでしょうが、最近一部の商品ファンド商品が問題になっているので、基本に立ち返った話を綴ってみようと思います。
資産形成の基本は、「1.ライフプランニング」、「2.金融商品を知る」、「3.長期・積立・分散」の実践です。詳しくは、金融庁のウェブサイトに詳しく解説されているので文末にリンクしておきます。今日はその要点のみお知らせします。
1.ライフプランニング:どんな人生を歩んで行きたいかを考え、その人生計画ならびそれを実現するための収入計画・資産形成計画・保険計画(想定外出費の対策)を立案します。当然ですが、就職前のなるべく若いうちに立案しておけば、軌道修正や計画の立て直しが容易になります。例えば資産計画で、65歳までに貯蓄2000万円を目標設定した場合、20歳から始めれば3.7万円/月の給与天引貯蓄で実現できますが(利息、物価変動を除外)、60歳から始めるには33.3万円/月という非現実的な金額になってしまいます。
2. 金融商品を知る:様々な金融商品がありますが、これらはすべて「資産形成の手段」。よって、それらの長短を理解したうえで買うのです。すべての金融商品は3要素「①安全性(元金・利息の支払いの確実性)、②流動性(必要な時期に現金化できるかの換金性)、③収益性(利子や収益がどれだけ上がるかの利殖性)」で評価できますが、3要素すべてが高評価の金融商品は存在しません。
3.長期・積立・分散:収益性を期待する金融商品ほど結果の変動が激しいので、結果の変動を緩和するため、投資は長期に渡り、少しずつ積立て、投資商品を分散するのが基本です。
これら資産形成の3つの基本を実践し、人生を最期まで楽しく過ごしましょう。