米が安くなるなら少し待ちます

消費生活
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今日のネタは、米高値に翻弄される政府に関する所感。本当に安くなるならもう少し待ちます。

 政府が3月に開始した備蓄米放出。2か月が経過してもほとんど流通せず、店頭価格も下がらないまま。メディアでは評論家の皆さんが色々分析していますが、単純に考えて、秋の新米が収穫から1か月程で店頭に並ぶことを考えたら、今回の対策は成果が出ず、政府と担当官僚の無能ぶり(非定型業務に対する対応力のなさ)は明らかです。
 首相は農水大臣を更迭し、人気議員を新たな農水大臣に任命。新大臣は着任するとすぐ「備蓄米の放出方法を変えて、来月上旬には店頭価格2,000円台(5kg)を目指す」考えを表明しました。
 もちろん、新大臣のアイデアのはずもなく、前回施策の反省を踏まえ省庁内で検討していた対策案(PDCA)のはず。しかし消費者としてはそんな事はどうでもよくて、とにかくこの米価格高騰を抑え込んでいただけたら幸いです。万難を排して実現してくれることを祈っています。

※写真は5/1、都内某スーパーで購入した国内産複数原料米5kg袋。約3400円でした(店頭他商品より約1,000円安かった)。
※※2025/5/25 7:43 誤字を訂正しました。【誤】万難を廃し→【正】万難を排し

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