高齢者の賃貸物件選びは慎重に

フィナンス
写真はイメージ

今日のネタは、高齢者の賃貸住宅選びについて。早めに検討開始し、じっくり探しましょう。

 年明けのこの時期、賃貸住宅仲介会社のTVCMが急増しますが、その対象者は主に新大学生や転勤者であって、高齢者(65歳以上)が民間賃貸住宅に入居するのは容易ではありません。主な理由は「借主が孤独死する可能性が比較的高く、そうなったら後の処理に困るし、物件の価値が下がる」というもの。貸主は貸さない理由の説明義務はないので、長年にわたり解決しない賃貸住宅問題になっているのです。
 そこで高齢者が賃貸住宅入居を希望する場合、現実的な方法として次の優先順位で探すのが良いと思います。
1.民間賃貸住宅ではなく、URなどの公営賃貸住宅を探す。(URの場合、信用情報審査はありませんが、規定の入居資格を満たす必要があります。例えば、収入基準=平均月収が家賃の4倍以上、貯蓄基準=預貯金が家賃の100倍以上、等。)
2.一部の地方自治体が行っている、高齢者民間賃貸住宅入居支援事業を利用する。
3.高齢者向けの賃貸住宅の紹介を専門にしている不動産会社に相談する。(こういう手間がかかる仲介業務を行う実直な不動産会社は少ないですが、ネットで探せば見つかると思います。)
4.サービス付高齢者向け賃貸住宅(サコ住)を検討してみる。(高齢者向け物件ですが、各種審査があります。)
 いずれにしても、誰でも入居しやすい物件は、年齢だけでなく様々な事情を抱えた人が隣近所に住む可能性があります。早めに検討開始し、じっくり探しましょう。

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